
静岡済生会療育センター令和
TEL:054-285-0753
FAX:054-287-7982
静岡医療福祉センター成人部
TEL:054-285-2402
FAX:054-285-2449
静岡医療福祉センターライトホーム
TEL:054-282-2944

昭和28年に開設された静岡療護園が前身になります。昭和61年現在地に移転し、複合施設になりました。
肢体が不自由であったり、精神運動発達に遅れのある子どもたちの病院で、整形外科的治療、小児神経科的治療、リハビリテーション(機能訓練)、生活指導、保育、教育を行う医療と福祉の施設です。
児童福祉法に基づく医療型障害児入所施設であり、同時に医療法による病院(60床)として運営されています。手、足、または体幹の機能に障害のある児童に対し、入院(単独入院、母子入院)及び通院による、診療・リハビリテーション・教育・生活指導などを統合した「療育」を行い、社会的自立や生活の向上を目的としています。

整形外科的治療
整形外科では、脳性麻痺、二分脊椎、ペルテス病等の子ども達の診療をし、リハビリのプログラムを決めたり、装具、車椅子、杖等の作成をします。運動機能の向上、日常動作の自立を目標に診療しています。
小児神経科的治療
脳性麻痺、二分脊椎、筋ジストロフィーなどの運動障害児や、ダウン症、自閉症などの発達障害児の診察、診断のための検査、抗てんかん薬などの内科的治療を行っています。
運動療法、認知言語療法、生活支援により、子ども達の成長のための援助を行います。
入院

児童だけで入院して自立を目指し、リハビリや手術などの治療を受けます。施設内での保育、隣接する県立静岡南部特別支援学校(高等部は中央特別支援学校) での教育を受けられます。
病棟では、看護師が三交替で24時間、健康管理とともに子ども達の成長のための援助を行っています。
母子入院
お母さんと一緒に入院(1~2ヶ月)して、リハビリと保育を受けられます。
リハビリテーションには理学療法(PT)、作業療法(OT)、言語聴覚法(ST)があり、それぞれマンツーマン体制で訓練を行っています。また、一部グループ訓練も行っています。 外来でのリハビリは予約制になっておりますので、お気軽にご連絡ください。
- 対象:乳幼児、児童(0歳~18歳、一部成人も受け入れています)
- リハビリ:外来及び入院


理学療法(PT)
正しい筋肉の使い方と筋肉の組み合わせを誘導し、姿勢を整えながら、座る、這う、立つ、歩く等の運動を促し、日常生活に必要な応用的動作(屋外歩行、電動車椅子等)獲得のための指導もしています。加えてボイタ法やボバース法による訓練を受けることも可能です。



作業療法(OT)
手を使って楽しく遊具で遊べるように、絵や字が書けるように、食事や更衣ができるように、料理、買い物を楽しめるようになど、生活の質の向上を図る事を目的に行います。社会性や認知面の向上の為の指導もしています。遊具の工夫やコンピュータの指導も行っています。



言語聴覚療法(ST)
発声、発語、構音、コミュニケーションの拡大、摂食、口腔機能等の指導を行いながら言語発達を総合的に促していきます。コミュニケーションの拡大にマカトンサイン、VOCA、コンピューターを使用しています。

保険証をお持ちの上、外来窓口までお越し下さい。
全科予約制となります。(整形外科は、森山医師診察予約制)
- 整形外科 月・火・金曜日 8:30~11:30
- 小児神経科 月~金曜日 8:30~17:15
- 歯科(障害児・者を対象) 月~金曜日 9:00~16:00
※整形外科・小児神経科の予約専用電話(予約の確認・変更等)
電話受付時間 13:30~16:00
電話番号 054-285-0743
予約以外の電話(歯科予約含む) 054-285-0753
外来でのリハビリを受けるには、初めに診察を受けていただき、次から予約制になります。
担当医師による入院適否の診察を受けていただきます。入院が決定しましたら所管の児童相談所を通し契約入院の手続きになります。
※入院中の費用はご家庭の収入に応じた一部負担があります。

外来グループ保育
対象は、乳幼児、時間は、原則第1~3水曜日午前中、お母さんと一緒に行っています。内容は、音楽遊び、運動遊び(サーキット等)、感覚刺激遊び(ボールプール等)です。
入院保育
保育時間の中で園服を着る、トイレ、食事等の支援、自由遊び、課題保育を行っています。誕生会、月別行事(お花見等)園外保育(遠足等)もあります。
生活支援は、人に頼らない、友達と協力、みだしなみを大切にし、児童会による自治活動を推進しています。年中行事(秋祭り等)の他、余暇時間を利用しての クラブ活動も行っています。
入院児のうち小・中学生は、隣接の県立静岡南部特別支援学校、高校生は、中央特別支援学校へ通学しており、生活支援では、学習 支援にも力を入れています。
ショートステイ
障害者自立支援法による児童・知的(重症心身障害者)指定短期入所事業所。
市町村に支援費支給の申請手続きを行った後、居宅受給者証に基づき利用いただけます。
障がい児(者)地域療育等支援事業

「ともに支えあって生きる社会づくり」をテーマとし地域療育やご本人、ご家族の暮らしに関する相談員(コーディネーター)を配置しています。
- 治療・リハビリ・発達相談
- 保育、教育、暮らしの相談
- 訪問による各種制度の利用援助
- 地域生活情報やボランティアの開拓
※電話、来所、必要なら訪問も致します。TEL:054-285-0753

- 障害児施設等入院基本料(10対1)
- 特殊疾患入院施設管理加算
- 脳血管疾患等リハビリテーション料(Ⅰ)
- 運動器リハビリテーション料(Ⅰ・Ⅱ)
- 障害児(者)リハビリテーション料
- 入院時食事療養(Ⅰ)
- クラウン・ブリッジ維持管理料

- 日本リハビリテーション医学会研修施設
- 日本整形外科専門医制度研修施設
- 日本ボイタ協会教育施設
- リハビリテーション各種学校臨床実習施設
- 作業療法士臨床実習指導施設